ごあいさつ

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ベジタリアン・ヴィーガン.comでは、ベジタリアンやヴィーガン(ビーガン)に関する様々な情報、皆様が知りたい情報を、出来る限り、詳しくご紹介をしてまいります。

食の事は勿論、ライフスタイルや、環境問題のことなど含め、幅広く取り扱ってまいりたいと思います。

ベジタリアンのあんなことが知りたい!ヴィーガン(ビーガン)のこんなことが知りたい!
また、ベジタリアンのこんな情報があるよ!とか、ヴィーガン(ビーガン)に関するこんな情報を見つけたよ!
というものなどがございましたら、是非、ベジタリアン・ヴィーガン.comまでお問い合わせ下さい。

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ベジタリアン・ヴィーガン.com管理人の池野洋介より

管理人、池野洋介がベジタリアン、ヴィーガンになったきっかけ

当サイト(ベジタリアン・ヴィーガン.com)の管理人の池野洋介と申します。

僕は元々はベジタリアンでもヴィーガンでもありませんでした。
それが、あることをきっかけに、2008年からベジタリアンに、最近ではほぼヴィーガンな日々を過ごしています。

完全菜食のヴィーガンに”ほぼ”があるのはおかしいと思われるかもしれませんが、現状、外食時やまた、身にまとっているものの全てが、それに当てはまらないことから”ほぼ”という表現をさせて頂いております。

外食時であっても、勿論、お肉は一切口にしていません。

僕がベジタリアンになったのは、本当に些細な事がきっかけでした。
当時、妻と一緒に仕事を切り盛りしていたのですが、長男の誕生で、妻の仕事も僕がやらなければいけなくなりました。

僕は元々調理人で、料理を作ることも食べることも、大好きだったので、3食、僕が担当をしていました。
しかし、一人で仕事を回さなければいけなくなり、どうしても、時間が足りません。
すでに、睡眠時間を削っていたので、削れる時間は、運動の時間か食事の時間くらいしかありません。

そんな時、僕の目に飛び込んできたのが、朝食を食べない健康法(朝抜きの半日断食)です。
あるテレビ番組を見ていた時にたまたま、朝ごはんを食べないほうが健康に良い。という情報を知りました。
カラーパスの効果(意識しているものが目に入る)からか、丁度そのタイミングで、通っていた接骨院に、その半断食に関する本が置いてありました。

テレビ番組の情報と、その本を読んだことにより、時短(朝ごはんを作る時間と食べる時間の1時間強の時間)と健康の目的で、とりあえず、妻が仕事に復帰できるまでの期間この方法で乗り切ることに決めました。
この時の僕は、それでも、朝ごはんを抜くことが健康に良いとは思っていなかったので、半信半疑の気持ちは強かったです。

そして、更にその本によると、お肉は食べないほうが良い。とありました。
お肉を控える。ならわかりますが、お肉を全く食べないことなんて、当時の僕の常識では考えられませんでした。
お肉こそ、スタミナの元だとも思っていたくらいですから・・・

朝ごはん抜き、お肉抜きのベジタリアン生活スタート

やるなら中途半端にはやりたくありません。
その本の内容に従い、朝ごはん抜きとお肉抜きの生活をスタートすることにしました。

はじめてみると案の定というか、頭は冴えないし、空腹で苛々が止まりません。
やはり、朝ごはんを抜くとか、お肉を食べないのは非常識なのでは??

時間は無いから、前みたいに自分で作って朝ごはんを食べることはできないけど、シリアルくらいなら、すぐの時間でも食べられるし、そっちのほうが、健康に良さそうだし、朝ごはん抜きやお肉抜きなど、バカみたいな事はやめて、シリアルの朝ごはんに変えようかな?とも思いました。

でも、そんなことを考えているうちに、ある時、今までに無い感覚を感じている自分がいることに気が付きました。
それは、”空腹が気持ち良い”といった感覚です。
そして、ぼーっとしていた頭も何だか、前よりも冴えてきたような気がします。
朝ごはん抜き&お肉抜きの生活を始めてから、2週間位してからのことでした。

これなら続けられるかも!
もう少し続けてみよう!
続けてみてダメなら、シリアルの朝ごはんに変えれば良いだけなんだから、あと2週間(合計1ヶ月)は続けてみよう!

そして、2週間を続けてみると・・・

お肉が原因?妻と僕に襲いかかった異変とは・・・?

その後も、2週間(合計1ヶ月)朝ごはん抜きと、お肉抜きの生活を続けてきました。
その間、朝ごはんもお肉も、一度も食べることをしませんでした。

あれだけ、3食もりもり&お肉バリバリ食べなきゃ、健康に悪いと思っていた僕が、それに反することを1ヶ月も続けてきたのだから、ある意味快挙なことです。
でも、端からその生活を続けるつもりはありませんでした。
妻が仕事に復帰できる、それまでと決めていました。

しかし、続けてみると、朝ごはん抜きが気持ち良いし、それにより、かなり身体も絞れてきたので、朝ごはん抜きは続けて、お肉は家では基本的に食べないようにして、外では普通に食べるつもりでいました。

ところが・・・

妻も一緒に朝ごはん抜き&お肉抜きの生活を送っていたのですが、その妻が友達と外食をしたその夜に、急に嘔吐をしてしまいました。
最初は体調でも崩したのかと思ったのですが、話しを聞いていると、どうやら、そのようでも無いようです。

その時は、はっきりとした原因はわからなかったのですが、今度は僕が外食をした後に、嘔吐をしてしまいました。
お酒を飲んでいたので、それが原因かな?とも思いましたが、お酒は普段から飲んでいたし、外で飲んで、そこまで酷くなることは無かったので、お酒の原因は考えられません。
そこで、脳裏をよぎったのが、”お肉を食べたこと”でした。

妻も僕も、この時がお肉を久しぶりに食べたタイミングだったからです。
そして、妻も僕も、同じように感じたのですが、久しぶりに食べたお肉を美味しいとは感じず、むしろ、”食べたくない”といった感覚を感じていました。
しばらくお肉を食べない間で、味覚や色々が変わったのかもしれません。

ただ、僕達の嘔吐とお肉の因果関係に関しては、100%これが原因とは断定はできませんでしたが、恐らく、少なからず、少しは関係しているというのを、妻も僕も感覚的に感じたことは確かです。

それが、原因で、外でもお肉を食べることがなくなり、段々とそういったお店から足が遠のいてきました。
そして、極めつけとなったのが、妻と一緒に中華街に行った時、匂いでダメになり、途中で引き返してしまったことです。

僕は元々中華料理のコックだったこともあり、中華街はお気に入りのスポットでした。
それが、あの匂いを嗅いだ途端、妻も僕も耐えられなくなってしまいました。
これが、決定打となり、この頃から、一切お肉を口にすることがなくなりました。

お肉を食べない理由

お肉を食べないきっかけは、このように時短と少しの健康意識から始め、自然と身体が受け付けなくなったことですが、その後もお肉を食べないことを続けて来た、一番の理由は”健康”によるものでした。

日本人は、特にお肉を食べないと力が出ない。とか、健康に悪い。とか、病気になる。とか、長い気ができない。とネガティブな感情を抱きがちですが、実は、そのお肉が原因で、アメリカでは毎年50万人もの人が、肉食が原因とされる病気で胸を切り開く手術が行われています。

こちらの内容については、このDVDを観るとよくわかると思います。


これは、多くの日本人がまだ、知らないことですが、このようなことから、僕も妻も、そして、息子も娘も、家族全員がお肉を食べないベジタリアンとなりました。

ベジタリアン(お肉を食べない)は自分のため?

最初は、完全に自分たち中心の考え方(健康)でベジタリアン生活を送っていました。
しかし、あることをきっかけに、その考え方は全く別のものになりました。

ベジタリアン生活を送るようになってから、僕たちはベジタリアンやヴィーガンの集まるようなイベントにも積極的に顔を出すようにしていました。
その、あるイベントの中で、正確には覚えていないのですが「子豚の叫び」と言う、直筆の絵本を書いている方がいました。

その本を読ませて頂くと、こんな言葉が書いてありました。

子豚「人間ってやさしいね、僕達のこと、いつも可愛がってくれるね!」
母豚「そうだね・・・」
子豚「ここに生まれてこれて、本当に幸せだね!」
母豚「そうだね・・・本当に優しいよね。でも、何でそんな優しい人間が、私達を殺して、食べちゃうのかね・・・涙」
子豚「えっ!僕達食べられちゃうの!?」
母豚「人間は「いただきます」と言って、私たちのことを食べちゃうんだよ。「いただきます」と言えば、私達が喜んでくれるって、大人たちが、そうやって子どもたちに教えているんだよ。だから、子どもたちは、私達が喜んでくれていると思って、私たちのことを食べちゃうんだね・・・」
子豚「感謝されても、殺されて嬉しいわけ無いじゃん!人間だって、同じでしょ!?自分の大事な子どもたちが、別の誰かに「いただきます」って食べられて、喜んだりするの!?そんなはず、無いよね!?人間は勝手すぎるよ!僕はずっと、人間に騙されていたってこと!?」

話は続き、最後、母豚が人間たちに食べられるところで、このお話は終わります・・・

覚えている内容を、書き起こしたので、内容は若干異なりますが、この絵本を読んだ時に「はっ!」としました。
この絵本を読み終えた時、僕に、昔抱いたある感情が蘇りました。
お肉を食べて”可哀想”といった感情です。

その感情が湧いた時に、僕は母親に対して、人間がお肉を食べることについて、色々と質問をしました。
その時に言われた言葉が「ちゃんと「いただきます」と言って、残さず食べれば豚さんたちも喜んでくれるよ」まさに、その絵本にあった、その言葉でした。

この時は、可哀想とか、おかしい。といった、違和感を感じていたのに、それが段々と、

”人間はお肉を食べるのが当たり前”
”お肉を食べないと健康に悪い”

と刷り込まれ、自分の中でお肉を食べることが常識になっていました。

本当は食べたくないのに、食べないと自分が病気になってしまう。そして、感謝して食べれば、豚さん(動物たち)は喜んでくれる。それが豚さんたちの運命なんだ。

と・・・

でも、これは全て思い込みであり、親からの刷り込みでした。
そして、親たちも同じように誰かに刷り込まれ・・・

これが真実ならば、それも豚さんたちの運命なのかもしれません。
運命であれば、それに従うしかありません。

でも、これは運命でも真実でもありません!

だって、僕がこうして、お肉を食べないでも生きていられているんだから。
それも、以前(お肉を食べていた時)よりも圧倒的に健康的で、病気も全く無く・・・

ベジタリアンやヴィーガンを伝えること

僕は趣味でマラソンをやっています。
昔は大のマラソン嫌いで、走ることが本当に苦手でした。

大人になってからも、体力づくりのために走ってはいたのですが、数キロ走ると、すぐに疲れていました。
しかし、ベジタリアンになったその時から、不思議と走ることが大好きになりました。
というのも、前は数キロ走れば、疲れでもうこれ以上は走りたくない。と思っていたものが、この時から、もっと走りたい!どれだけ走っても全く疲れない!といった不思議な感覚を感じるようになっていました。

後から調べると、それも、ベジタリアンになったことと大きく関係していることを知りました。

苦手だったマラソンが今では、市民ランナーとしては、かなり早いタイムで走れるようになりました。
レース後も、殆ど疲れを残すこともありません。

今では、僕はこれを伝えることが自分のミッションであり、使命であると思っています。

そのために・・・

ベジタリアンとして、ギネス記録を獲ります!

ベジタリアンになったことで、僕は特に長い距離を走ることが得意になりました。
そして、今では、裸足で100kmを走る大会でのギネス記録を狙っています!

2015年に開催された大会では惜しくも、途中の怪我により、ギネス記録を獲ることはできませんでしたが、今年中には必ずリベンジをして、ベジタリアンでもヴィーガンでも、元気に健康的に生きていける!ということを多くの方に知って頂き、少しでも皆さんに、自分で考える選択肢を与えるきっかけになれればと思っています。

最後に

だからと言って、僕は肉食の人を否定も批判もするつもりはありません。
ただ、真実を知って頂き、選択肢を与えたいだけです。

そして、もう一度、人も動物も植物も、自然の全てが、調和された世界になってもらうことが僕の願いであり、社名をワールド・ピースネットとした意味だと思っています。

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